こんにちは。「わたしブランド構築プロデューサー」芽雅あきらです。
今日は、あなたの人生を静かに止めている“見えない壁”、スコトーマ(scotoma)についてお話します。
スコトーマ(scotoma)、、この言葉、聞いたことがあるでしょうか?
スコトーマとは、脳がつくり出す「心理的な盲点」のことです。目の前に可能性があっても、それが見えていない状態。
つまり、自分の人生の可能性を、自分の脳が“見えなくしてしまっている”のです。
これは、潜在意識の「ホメオスタシス機能(現状を変えたくない)」が大きく作用しています。
潜在意識に関しては、こちらの記事で詳しくお伝えしています。
このスコトーマに気づき、「盲点」を外すことができれば、あなたの人生は驚くほど加速していきます。
今日はその具体的な仕組みと、書き換え方についてじっくりお伝えします。
スコトーマ(scotoma)とは?
スコトーマ(scotoma)とは、もともとは医学用語で「視野の盲点(見えていない部分)」を意味します。
ところがこの概念は、脳科学・心理学の分野でも非常に重要視されていて、
なぜなら、私たちの脳は「見たいものしか見ない」ようにできていて、それ以外のものを“見えていない状態”にしてしまうからです。
これが心理的スコトーマ。
スコトーマは、RAS(Reticular Activating System:脳幹網様体賦活系)と表裏一体です。
RASは、「自分に必要なものだけにフォーカスして、情報を集める機能」。

赤い車が欲しい・・と思うと、RAS機能が働き、「街を走る赤い車ばかりが目に飛び込んでくる」。逆に、赤い車以外は、スコトーマ(盲点)になるので、全く目に入らなくなる。
的なやつです。
赤い車が欲しい・・と思うと、RAS機能が働き、「街を走る赤い車ばかりが目に飛び込んでくる」。逆に、赤い車以外は、スコトーマ(盲点)になるので、全く目に入らなくなる。的なやつです。
スコトーマ=(RASフィルターから外れたもの)+(潜在意識により現状維持から外に飛び出そうとするもの)
言い換えれば、「思い込みによって、可能性を遮断している状態」です。
例えばこんなスコトーマ
- 「私には無理」
- 「才能がないからできない」
- 「今の生活で精一杯」
- 「お金を稼ぐには特別なスキルが必要」
これらはすべて、“見えないブレーキ”となって、あなたの行動と選択を無意識に制限しています。
実は、目の前にチャンスがあっても、スコトーマがあると、それに気づけない。
「え?そんなこと言ってくれたっけ?」
「そんな人いた?紹介されたかな?」
本当はあった。目の前にあった。でも、自分の脳が“存在しないこと”にしてしまっていた。
めちゃ恐ろしくないですか?
スコトーマを生む最大の原因:過去の“刷り込み”
私たちは子どもの頃から、親や先生、大人たちの言葉、社会の価値観に影響を受けて生きてきました。
- 「人に迷惑をかけるな」
- 「自分より他人を優先しなさい」
- 「夢みたいなこと言わず、現実を見なさい」
こうした言葉が、“常識”として潜在意識に刷り込まれ、知らず知らずのうちにスコトーマを作っていきます。
これが怖いのは、
▶︎ スコトーマがある人は、自分にスコトーマがあることに気づけない
ということ。
だからこそ、人生が停滞する。可能性に蓋をしているのは、自分自身なのに。
スコトーマを外す鍵は「RAS(ラス)」
ここで登場するのが、脳のフィルター機能、RAS(Reticular Activating System / 脳幹網様体賦活系)です。
RASとは、あなたが「重要だ」と思っている情報だけを脳に通し、認識させるフィルターのようなもの。
つまり、あなたの“意識”が向いているものしか、脳は見せてくれません。
RASとスコトーマの関係
あなたが「自分にはムリ」と思っていると、RASは「ムリな根拠」ばかりを拾ってきます。
逆に、「私はできる」「私は変われる」と思っていると、RASは「成功の可能性」をどんどん見せてくれるのです。
つまり、RASの設定が変われば、スコトーマも外れる。
スコトーマを外す3つのステップ
1. 自分の“思い込み”に気づく
まずは「自分が信じていること」を書き出してみてください。
- お金に対する価値観
- 自分の能力に対する評価
- 幸せの定義
そして、それが誰から刷り込まれたものか?を見つめてみましょう。
→ 自分の考えだと思っていたものが、実は「親の言葉」「社会の常識」の刷り込みだったと気づくはずです。
2. 「理想の自分」を明確にする
スコトーマを外すためには、明確なゴール設定が必要です。
- 「どんな働き方をしたい?」
- 「どんな毎日を過ごしたい?」
- 「どんな人間関係を築きたい?」
具体的に、紙に書いて、何度もイメージしてください。すると、RASがその情報を“重要”と認識し、今まで見えなかったチャンスが見えてきます。
僕らは、幸せに生きるためにこの地球に生まれてきたのだから…我慢と苦労ばかり選ばなくていいんですよ。笑
幸せな生き方を願っていい。求めていいんです。「しかたない」なんてこと、絶対にない!
3. 小さな行動で“証拠”を積み上げる
潜在意識を書き換え、スコトーマを外すには、「繰り返しと行動」が一番の近道です。
- ブログを1記事書いた
- SNSで発信してみた
- 興味ある講座に申し込んだ
たったこれだけの行動が、「私はできるかも」という実感をつくり、スコトーマをどんどん外していってくれます。
スコトーマが外れた瞬間、人生が加速する
私自身49歳のときに交通事故に遭い、「このままじゃ人生終わる」と思ったのがきっかけでした。
それまで30年、レストラン業界で働いてきたけれど、“好きなことを仕事にする”なんて、夢のまた夢だと思っていた。
でも、ブログとアフィリエイトに出会い、「自分にもできるかもしれない」と思えた瞬間、スコトーマが外れたんです。
そこからは、人生が一気に動き始めました。
今は、“わたしブランド”を構築するお手伝いをしながら、多くのクライアントの人生を変えるお手伝いをしています。
まとめ:あなたにも見えていない“可能性”がある
スコトーマは、誰にでもあります。でも、それに気づき、向き合うことができれば、人生はいくらでも変えられます。
見えていないだけで、あなたの周りには、チャンスがあふれています。
そして、あなたにはそれを受け取る価値があります。
まずは「私は変われる」と自分に宣言してください。
その瞬間から、RASが動き始め、スコトーマが外れ、“本当に欲しかった人生”が見え始めます。
あなたも「見える人」になりましょう。可能性を“見る側”に立ちましょう。
あなたの人生は、まだまだこれからです。
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