こんにちは、芽雅あきらです。
私はこれまで、多くのクライアントさんと関わる中で、共通して抱えている“ある現象”に気づきました。
それは——
「自分を大切にできていない人は、他人からも大切にされにくい」ということ。
少し厳しいようですが、これは事実です。
そして逆に、自分を大切にし始めると、不思議と周囲の人たちからも優しくされ、大切にされるようになるのです。
めちゃ不思議・・と思うかもしれませんが、この法則には、れっきとした理由があります。
今日は「鏡の法則」という視点から、
自分を大切にすることがなぜ大事なのか?
それがどうやって人生に反映されていくのか?
日常の中でどう実践すればいいのか?
を、わかりやすくお伝えしていきます。
鏡の法則とは?
まず最初に、「鏡の法則」について簡単に説明します。
鏡の法則とは、
“あなたが自分に対して抱いている感情や態度が、そのまま周囲の人の反応となって返ってくる”という法則です。
人間関係は、まるで鏡のように、自分の在り方を映し出します。
例えば…
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自分をダメだと思っていると、他人からも軽く扱われるような出来事が起きる
- 自分に自信がないと、他人の視線や言葉がよりキツクなる
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自分を犠牲にして尽くしているのに、なぜか感謝されず、尽くすことが当たり前のように扱われる
これ、実は全部「自分の内側」が外側に反映されている状態です。
自分を雑に扱っていませんか?
自分を大切にしていない人は、無意識のうちにこんな立ち振る舞いをしています。
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他人の要求を断れず、無理してしまう(No!と言えない)
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「どうせ私なんて」と自己否定が口グセになっている
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休むことに罪悪感がある
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他人の期待ばかりに応えようとして、自分の本音は後回し
私もかつて、そうでした。
周りから「いい人」だと思われたかったんだと思います。承認欲求を満たされるのは、蜜の味ですからね。。笑
でも、それで人生が豊かになったかというと、むしろ逆でした。
心も体もすり減り、人間関係にも疲れ、
「なんで自分ばかりがしんどいんだろう?」と感じていたのです。
でも、ある日ふと気づいたんです。
“私が、私を大切にしていなかった”と。
自分を大切に扱い始めたら、現実が変わり始めた
私がまずやったことは、とてもシンプルでした。
「自分に“ありがとう”を言う」
「疲れたら、ちゃんと休む」
「心がしんどいと思ったら、相手と距離を取る」
「やりたくないことにはキッパリ“No”と言ってみる」
初めは勇気がいりました。
でも少しずつ、「自分を大切にする」という選択を積み重ねていくと…
不思議なことに、人間関係が変わっていったんです。
無理な頼みを断っても、怒られることはなく、
逆に「最近、いい顔してるね」と言われることが増えました。
心の中で「私を大切にしていいと許可」した瞬間、外の世界も、そのように私を扱ってくれるようになる。
まさに「鏡」だったんです。
自分を大切にする=ワガママじゃない
ここで多くの人が勘違いしがちなのが、
「自分を大切にする=自己中心的」
「自分を優先する=ワガママ」
という思い込み。
でも、それはまったく違います。これ、幼少期に刷り込まれた「親の価値観」を生きてしまっている場合が多いです。
自分の心を後回しにし続けて、他人の期待ばかりに応えること。
個の生き方では、いずれ限界がきます。
やがて、心が疲弊し、笑顔が消えてしまいます。
そして不思議なことに、そうやって自分を雑に扱っていると、周囲の人からも「雑に扱っていい存在」と見下され、雑に扱われるようになる。。これ、例外なく「法則」と言っていい。
親の価値観ではなく、もうあなたの価値観で生きていい。周囲の顔色を窺い、自分を抑え込んでストレスに押しつぶされるような生き方は今すぐ辞めてください。
自分を大切にする生き方は、人生のすべてに影響する
自分を大切にするということは、自分の本音をちゃんと聞いてあげること。沸き起こる感情を否定せず、丁寧に受け止めること。
「がんばれ」より「休んでいいよ」を自分に言ってあげること。
それは、単に自己肯定感が高まるだけではありません。
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周囲からの信頼が高まる
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自然と応援されるようになる
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チャンスが巡ってくる
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願いがスムーズに叶いやすくなる
これらは、全部「自分との関係性」が変わったことによって生まれる変化です。
今日からできる「自分を大切にする」小さな習慣
では、実際にどうすれば自分をもっと大切にできるのか?ですよね。
私が今も毎日やっている、誰でも今日からすぐにできる、簡単な習慣をいくつか紹介します。
①「ありがとう」と言ってから寝る
1日頑張った自分に「今日もありがとう」と言ってから眠りましょう。
どんなに不完全でも、今日を生きた自分は偉い。(←これ、本当に効果があります!)
② 自分に“ごほうび”を用意する
小さなことでOK。
コンビニスイーツでも、好きな音楽でも、
「がんばった自分にごほうび」をあげましょう。
③ 「本当はどうしたい?」と1日1回問いかける
周囲の期待ではなく、自分の本音を聞く習慣を。
「どう思われるか」ではなく、「自分がどう感じるか」にフォーカスしましょう。
④ 自分に優しい言葉をかける
「ダメだな」ではなく、「よくやってるよ」
「情けない」ではなく、「今ここからで大丈夫」
「最低」ではなく、「このポンコツぶりも魅力のうち」
ネガティブワードを自分に向けるのは、自分を崖から突き落とすのと同じ。
あなたが、あなたを守ってあげなかったら、誰が守ってくれるの?・・です。
⑤ 自分のための「1分間」をその都度設ける
心がザワザワしたとき、嫌だな・・と感じたとき、なんだかモヤモヤする・・という時には、その都度自分のための1分間をとるのが良き。
上記の③にも通じるところですが、自分の心の中を丁寧に内観して、
何が私をザワザワさせているの?
私は何を嫌だと感じているの?
を具体的に、明確な言葉にします。
モヤモヤした状態だと、霧の中にいるような「不安感」が押し寄せてきます。
ですが、モヤモヤの正体はたいてい複雑ではなく、「明確」になってみると、案外「なんだ、こんなことか!」なことが多く、簡単に避けて通れたり、取り除くことができます。
また、ネガティブ思考をポジティブに変換することができます。
例)挨拶をしても、無視されたなら、
私って、挨拶を大切に生きているのね。無視した相手は私の大切にしていることを、改めて教えてくれたんだね。ありがとう!
のように、ポジ変換する。
1分で豊かな1日に変えられる。
豊かな1日は一生を変えられる。
最後に:あなたが自分を大切にすれば、世界が変わる
他人から大切に扱われたいなら、まずは、自分が自分を大切にすること。
これは、精神論やスピ系の話ではなく、現実を変えるリアルな最初の一歩です。
自分を粗末に扱えば、他人からも同じように扱われる。
自分を丁寧に扱えば、他人も自然と丁寧に接してくれる。
これが、鏡の法則です。
誰かに認められる前に、
誰かに大切にされる前に、
あなた自身が、あなたを丁寧に扱ってみてください。
そうすれば、きっと世界はやさしくなるから。
私たちは「自分に感謝しなさい」なんて、教えてもらわなかったから・・自分の大切さ、素晴らしさに気づいていないだけなんです。
あなたの人生は、あなたの手で変えられます。
「自分を大切にする」その一歩が、すべての始まりです。
これからも、あなたがあなたらしく輝く“わたしブランド”の道を応援しています。
また次の記事で、お会いしましょう。
芽雅あきら
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